◆鳴海開斗
探索者のクラスの担任の教師。男性。優し気な雰囲気ではあるものの少し気弱で押しに弱い。地味目な見た目もあいまってよく生徒の玩具にされがち。生徒に対しては真摯な態度で接する。5年前に「外」からやってきた「ヨソモノ」で 若干村の人々と疎遠。
◆柳田考
この村の神官を務める男性。物静かで柔和な物腰。ミステリアスな雰囲気もあり女子からひそかな人気があったりなかったりする。基本的にこの村の祭りなどの神事を仕切っているのは彼である。
◆柳田勝
柳田考の息子であり探索者のクラスメイト。斜に構えた態度をとり、粗暴な言動が目立つ。いわゆる不良。
◆村長
HO2の祖父である。陽気な性格ではあるものの長年村長としてこの村を支えてきた縁の下の力持ち。最近物忘れがぼちぼち出てきている。
◆洋子
HO2の姉。18年前神子に選ばれ 半年前に任務を終えて帰還した。その激務からか、現在は診療所にて療養中。半年前からほぼ眠ったままである。
もう一人の神子は任期中に病死したことを探索者は知っているだろう。
≪未開示≫
≪未開示≫
●学校:
探索者たちが通う学校。小中高一貫。
●住宅街:
探索者達の家がある。一番大きなのはHO2の村長の家だ。
●槌蛙様像:
槌蛙の像。なにやら噂があるらしく・・・?
●石碑、墓地:
墓地。夏はひんやりしている。
●商店街:
八百屋、魚屋など様々な店が並ぶ。学生である探索者達にとっては喫茶店「アマガエル」と駄菓子屋が憩いの場となっている。
●診療所:
村唯一の医療施設。HO2の姉である洋子が入院している。
●役場:
村の中央付近にある役場。おおよそ大人しか用のない場所であり高校生である探索者たちにとってはいまいち何をするところなのかは分からない。
●神殿:
この神殿の中には村長含む村の上層部や 代々神官として神殿や祭りの管理をしている柳田家しか入れないとされており その中でも祭りの二日目にしか入ることを許可されていないとのことだった。 神殿の奥に普段使われていない広場がある。
●広場:
普段は多目的に使用される広場。今は祭りの準備中で屋台の骨組みがちらほら見える。
●鳴海の家:
住宅地より離れた場所にある。 訪れたことがある探索者もいるかもしれない。
●蛙徒の村…
探索者たちが住む村。群馬にあるこの村は山奥にあり、周囲は深い森と霧に囲まれているため外に出ることは難しく、外界との交流はほとんどない。そのため技術水準は平成初期~中期程度(携帯は二つ折りだしブラウン管テレビがまだギリ活躍してるくらい)。通信環境もあまりよくないため外の世界の情報もほとんど入ってこない(勿論ネット回線などない)。この村では毎年夏に蛙徒祭りと呼ばれる村をあげて行う大掛かりな祭りがあり、これはこの村の守り神である「槌蛙様」をまつるものである。農業や畜産業がさかんであり、村の中だけで食料を十二分に賄える。
●神子…
18年に一度選ばれる。必ず村長の家系から18歳の男女セットで選出される。彼らは18年後に次の神子が選出されるまで神殿に籠り祈りを捧げ続けなくてはならない。その間限られた者しか彼らと接触することは許されない。また、多くの場合その過酷さに耐えかねて途中で病死してしまう者も居るとか。18年後帰ってきたとしても、大概の場合衰弱しきっていて 体力が回復するまでは寝たきりになってしまうことが多い。
●蛙徒…
毎年二人選ばれる。18歳の子供で男女問わず1セット。彼らは神殿の最奥にある「門」を潜り槌蛙様のもとへ行き、そのもとで一生世話役として働かなくてはならない とされている。選ばれたものは二度と村に戻ることはできないものの、その一生を終え任務から解放されるとき その魂は極楽浄土へと導かれると伝承にて伝えられている。
●槌蛙様…
カエルのような外見で槌を片手に持ったようなポーズをしている…という姿がこの村ではメジャーな守り神。安産と勉学の神とされており、古来より子供の守り神とされている。辛い試練に耐え、学びを望むものにしかるべき知識を授けるとされている。
あトの祀リは同作者のシナリオと関連性がある。これらのシナリオを遊ぶことでより世界観への理解が深まるかもしれない。
(※あトの祀リ本編単品のみでも十分楽しむことはできます。)